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あるある商法(又はみのもんた症候群)

ニセ科学 健康

高ポリフェノールココアが悪玉コレステロールを抑えることをヒトで確認 - GIGAZINE

「ポリフェノールが悪玉コレステロールを抑える」という実験結果については、実験に問題がなければ意味のある研究結果だということは間違いない。

今後、高ポリフェノールココアを用いたメタボリックシンドローム対応商品への応用が期待されています。「メタボリックシンドロームに効くココア」なんて出たら確かにバカ売れしそう。

しかし、これはどうだろうか。

このような「バカ売れ」は、私達の間では「みのもんた症候群」と呼ばれて危険視されている。以前、テレビでココアの健康効果が宣伝された際は、内科で血糖値異常の患者が増えたそうである。ココアが健康にいいということで、甘いココアをガブガブ飲んだ「健康マニア」がそれなりに居たようなのである。

食品に含まれる1成分だけを取り出して、それが健康に寄与する可能性を云々する。そして、他に含まれる成分は都合よく無視する。これが、「あるある」や「おもいっきりテレビ」で行われている、「演出」の正体だ。
この方法を使えば、何だって健康食品のように宣伝できる*1

消費者は、自衛のためにもこういった宣伝文句に流されずに、実体を知る努力が必要な時代になっている。口を開けて待っているだけでは、被害者になってしまう可能性も十分あるのだから。

*1:逆に、何だって危険な食品のように扇動することもできる