なぜ「なんにも効かない」ものは「なんにでも効く」といわれるのか

通常の医薬品は特定の病気や症状に効果的だが、なんにでも効くというわけにはいかない。しかし、代替医療の多くは様々な病気や症状に効くとされる場合が多い。なぜそんなことが起こるのだろうか。

その理由は「効く」の基準が違うというところにあるのではないだろうか。図のようにプラセボレベルの低い基準で効くと判断するのならば、なんにでも効くように見えるだろう。