党派性を主張することは有意義なのか?
僕は「左」ですがねえ https://t.co/paWAGdB8ea
— 菊池誠(ライブのオファーお待ちしてます) (@kikumaco) 2017年7月27日
ということで菊池さんが、自分の立ち位置として「左」を明言しているのがきっかけで思ったことなのですが、右とか左とかの党派性を主張することに、何かプラスの意味があるのでしょうか?菊池さんに向けた質問というわけではなく一般論として*1。皮肉とかではなく本当に分からないのです。
私もそれほど深く考えているわけではないので、考えが浅い面はあるかもしれませんが、私が疑問に思う理由を以下に書きます。別に普通のことしか書いていません。
例えば、自分の党派性を主張することによって、細かい説明をせずに済むというのならばメリットはあると思います。しかし、党派性ではなく「客観的事実や妥当性を基準に物事を判断する」という信念を持っていたとすれば、結果的に右の主張に賛成することもあれば左の主張に賛成することもでてくるでしょう。逆にどちらの側を批判することも出てくるでしょう。
「党派性に従うこと」になんらかの信念を持っていない場合、党派性を主張するというのは誤解を生むだけで、自分の主張することを理解してもらう妨げにしかならないと思うのです。
党派性を意識していなくても結果的に左寄りの言動が多いなどということはあるでしょう。それは分かりますが、党派性を主張する弊害を考えると積極的な理由にはならないと思っています。
*1:菊池さんには菊池さんなりの一般論とは異なる理由があるのならそれにも興味がないわけではないですが優先度は低めです