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トンデモさんは自分に当てはまる言葉で他人を批判する

スキーマ 認知心理学では、物事を理解するために利用される知識の枠組みのことをスキーマ(schema)と呼ぶ。人は様々な経験の中で様々なスキーマを形成する。そして、話題によってさまざまなスキーマを切り替えてもいる。特に難しい話ではなく、誰もが無意識…

批判者に意識してもらいたい3つのこと

ぼくは元超常現象信奉者で、信奉者としての議論経験も少なくない。そんな経験から、信奉者と議論する場合に、批判者として気を付けたいポイントをあげてみる。相手が純真な信奉者の場合は特に気を付けてほしいところ*1。 1. 信奉者をユニークな一人の人とし…

悪しき相対主義

というわけで、前のふたつのエントリから、科学の方法として妥当な線で主張を行っているのならば、まともな相対主義を改めて持ち込む必要がないという結論に至ったんだけど、納得してもらえたかどうかはちょっと不安。まあ、あんまり気にせず、相対主義に関…

相対主義者?との付き合い方

というわけで、前回のエントリで相対主義を概観できたと思うから、次の段階に進むよ。相対主義的な話を持ち込んで、科学やニセ科学批判の話に待ったをかけられたとき、僕たちは何を考えればいいんだろうかということについて。あくまで、まともな相対主義に…

そろそろ相対主義について語っておくか

アケオメ!コトヨロ!*1そんなわけで早速みんなの大好きな「相対主義」の話をするよ。今回は相対主義を概観する前編になるんだ。 はじめに 科学の話やニセ科学の議論が始まると、絶対に出てくるのが「オカルトとか超常現象とかニセ科学とかを信じているわけじ…

求められているのは当たり前の誠実さではないだろうか

はてな匿名ダイアリーの「http://anond.hatelabo.jp/20081222202621」というエントリを読んだ。「池田信夫ってそんなに変なことばかり言ってるか?」を受けて書かれたエントリだ。 8.a.自分のよく知らないことについては発言せず妥当性が高いと思われるこ…

ABO FANさんとのコミュニケーション ー コメント欄の整理

ABO FANさんとのコミュニケーションにおいては、前提を共有していないことを起因として話が拡散し、流れをつかむのが非常に難しいことが多くなります。今回、ちょっとした試みとして、「ABO FANさんの質問に答えてみたーABO FANさんとの対話実例 - Skepticis…

ABO FANさんの質問に答えてみたーABO FANさんとの対話実例

ABO FANさんから質問を頂いたので返答します。ABO FANさんよりも、ABO FANさんの言うことが全然理解できないという人のほうが役に立つかもしれません。質問は以下になります。 質問の内容 菊池聡さんの言う「血液型性格判断の提唱者が述べるような性格の差」…

文章読解力は科学を操る能力に類似したものである(かもしれない)

おそらく人文学系の方で、きちんと研究されているものだと思うのですが、私は人文系の話は疎いため、自分の経験から感じたことを元に書いていきます。id:dlitさん辺りがもっと適切な話*1を出してくれるのではないかと期待してエントリを上げます。 書いてい…

説得:逃げ道の用意をすべきである理由

今回は、「説得の方法を考える(そしてやはり挫折するかも) - Skepticism is beautiful」のポイント3「逃げ道の用意」について書きます。逃げ道は必要という話について、菊池誠教授が一度「逃げ道は塞がない」という批判の指針に触れていたことがあるぐら…

説得:共感を伴う説明

「説得の方法を考える(そしてやはり挫折するかも) - Skepticism is beautiful」で触れたように、人間は、単なる分かりやすい説明では納得しない場合が多いようです。今回はポイント2「共感を伴う説明」について、心理学的な要素を考慮しながら、考察して…

説得の方法を考える(そしてやはり挫折するかも)

さて、説得について偉そうなエントリを上げてきたので、実際に使える方法の提案まで進めるのが望ましい事だと思います。しかし、数多の偉大な先人も成功してきたとは言い難いトピックですので、私が挫折したところで、何の不思議もないでしょう*1。 前提事項…

信奉者の問題を過大評価する可能性のある4つのバイアス

はじめに注意しておきたいのは、人間には様々なバイアス*1が存在しますが、それはバイアスと反対方向に認識を偏らせれば正しいということを意味するわけではありません。バイアスの反対方向の考えがよりもっともらしいというわけでもありません。 単に、バイ…

相手の態度はコントロール不可能ではない

批判されて、なるほどわかりました、となる人は少ない - カナかな団首領の自転車置き場と、ぽりあんてなというエントリを読んだ。どちらも、批判や議論、説得のコミュニケーションに関する話です。ニセ科学批判の話が前提にある模様。 批判というコミュニケ…

あなたのいう常識は本当に常識なのか

人に教えるときの常識 - 遥か彼方の彼方からという記事を読んだ。私が、この記事の内容で強く感じるのは、常識や最低限の知識がないとかあるとかの問題ではなく、それを指摘することの「影響力」でした。 注:原理原則に言及する意図はなく、あくまで留意点…

信奉者の説得について

信奉者の説得について、色々な意見が出ています。なかなか高尚な意見が多いなというのが正直なところです。poohさんエラー:So-netブログのコメント欄に端を発し、TAKESANさんのところ(説得という事: Interdisciplinary)や、id:dlitさんのところ(「ビリー…

議論や対話に重要なこと

皮肉と当てこすりとでは世界は変わらない。 - novtan別館という記事を読んだ。私も皮肉や当てこすりで他人の行動を変えることができるとしたら、それはネガティブというか破壊的な方向だと思います。対話において重要なのは他者理解です。他者理解を妨げるバ…